Integrative Medicine · Chōfu · Since 2014
つゆくさ医院
東洋と西洋の医学を、ともに用いる診療所
漢方内科 完全予約制 東京都調布市
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ABOUT

つゆくさ医院とは

2014年10月、調布市に開設した、西洋医学と東洋医学(漢方)の保険診療が受けられるクリニックです。西洋医学はつらい症状を消す対症療法として、東洋医学は漢方薬と生活・食事の指導による根本治療として、時間をかけて併用します。

「露草」は茶道の「露地草庵」に由来します。草庵のような診察室に至る待合の時間も診療の一環と考え、音・香り・光といった環境を大切にしています。おそらく日本一小さな保険診療所ですが、小さいからこそできる医療を続けています。

つゆくさ医院 院内

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東洋医学と西洋医学の併用
保険診療で漢方薬を中心に処方しつつ、西洋医学も適切に併用する医療が最善だと考えています。
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現在、日本を始め、先進国の医療機関で用いられている医療はそのほとんどが西洋医学です。ところが、西洋医学と東洋医学の双方を学んでくると、一般の方が日常的に利用する医療の9割程度は東洋医学、特に漢方薬を利用する医療が適切なのだということを多くの人が知ります。実は西洋医学には一般的な痛みや風邪(上気道炎や胃腸炎)といった病の根本原因に対する治療があまりありません。

例えば、風邪は西洋医学が最も不得意な分野で、抗生剤を使うような風邪は一般の方の10%程度で、その多くはウイルス性の風邪であることが分かってきました。それに普段から健康な人であれば細菌感染でも抗生剤は必ずしも必要なものではありません。それどころか抗生剤は健康を維持するために必要な細菌も殺してしまうので、現在ではむやみに使うことはあまりなくなりました。また発熱も細菌やウイルスを倒すために身体が頑張って体温を上げています。それを解熱剤で下げてしまうと免疫力も下がるので風邪は長引きます。今まで治療だと考えられていたことが、時を経るにつれて必ずしもそうではないことが分かってきました。

400年前に始まった西洋医学は、科学に基づいたとても優れた医学の一つですが、その医療の多くは症状を取るだけの「対症療法」です。それに比べて4000年前から続く東洋医学は、数分で効果のあるものから年単位で効果のあるものまで様々ですが、基本的には粘膜にある免疫系に作用して、自己治癒力を引き出し根本治療を促します。

どちらの医療が優れているという訳ではありません。どちらも状況によっては非常に重要な医学です。より良い医療を選択するために大切なことは、双方の優れた医学の長所と短所をしっかり理解した上で、両方の医学を適切に使って行くことです。今、日本の保険診療で受けられる最善の医学は漢方薬を中心とした西洋医学との併用療法だと当院では考え実践しています。

対症療法について

西洋医学というものを適切に利用するためには、「対症療法」というものが、どんなものであるのかということを理解しなければなりません。

例えば、頭痛や肩こり、生理痛、めまい、便秘、下痢、不眠、自律神経失調症などの一般的によく見られる症状は、多くの場合、西洋医学的な検査では炎症が起こっているという反応値以外には大きな異常を認めることがあまりありません。科学的には症状を生じさせる体内物質、あるいは不足している物質などは分かっているものもあるのですが、何故そういった物質的な異常が生じているのかという根本原因まではまだ解明されていないことがとても多いのです。西洋医学は科学に基づいている医学なので、検査に異常のない場合は治療方法がほとんどないばかりか、検査値に異常のないものに対して治療をすることはEBM(Evidence Based Medicine「根拠に基づいた医療」)という観点からは誤った治療だと考えます。

ところが、実際は、検査値に明らかな異常が出ない「症状」で悩まれている方がとても多いのです。

下記に対症療法の例を挙げます。これらは症状を取るだけでその症状の原因を治療していません。しかし、一時的に用いる薬剤としては優れた点も持ち合わせています。ですから当院ではこのような対症療法と根本治療である漢方薬を併用して治療を行って行きます。

痛みや発熱・・・解熱鎮痛薬

高血圧・・・降圧薬(血圧が上がる根本原因の多くは分かっていません)

糖尿病・・・血糖降下薬(血統も同様です)

生理痛・・・ホルモン剤、鎮痛薬(これらは副作用も強く症状を重くしていきます)

便秘・軟便・・・下剤・整腸剤(何故便秘になるのか不明です)

胃炎・・・制酸薬・胃粘膜保護薬(酸が出過ぎる原因は不明です)

更年期障害・不妊症・・・ホルモン剤、体外受精(なぜホルモン異常で症状が出るのか)

癌・・・抗がん剤(癌が出来てしまう免疫能の低下は未解明です)

不眠症・うつ・・・睡眠薬・抗鬱薬・抗不安薬

自律神経失調症・・・あらゆる対症療法薬、ホルモン剤、抗不安薬など

飲み続けなければならない対症療法薬

対症療法は症状を一時的に取り除くだけなので、一生涯飲み続けなければならない薬が多くあります。なぜならその症状が生じている根本的な原因を治療していないからです。さらに深刻なことはそれらの薬の副作用を消すためにまた薬が増えるということです。現在の日本では、65歳以上の方の平均的な内服量は5剤、つまり1日に10錠から15錠程度です。

「痛み止めが効かなくなって来た」とか「睡眠薬はどんどん増えて行く」と行ったことをお聞きになったことがあるかもしれません。それは理由を考えると当たり前のことなのです。病の原因のほとんどは、生活や食事に原因があります。ところが、現在の多くの病院では生活や食事の指導がほとんど行なわれていません。現代医学の最も大きな問題点として、医師も患者さんも症状を取ることしか考えていないということがあります。

そもそも「症状」というのは身体からのメッセージなのです。例えば風邪を引いて寒気がするというのは、身体が身体を温めて欲しいから、骨折の痛みは「骨を使わないで欲しい」というメッセージなのです。対症療法である鎮痛薬や睡眠薬はそういった身体からのメッセージを消します。その間にその症状の原因となっている食事や生活がしっかり変われば自己治癒力で治るのですが、そういった原因となる生活を改善しないで症状を取っていると、原因はどんどん大きくなり、痛みや不眠といった症状が強くなってくるので、それまでの対症療法では症状が消えないという状態にまでなってしまうのです。

「未病」とは何か

先ほども触れたように、一般の患者さんが感じる症状の多くは、西洋医学的な検査には異常がでません。そういった状態を「未病(ミビョウ)」すなわち「未だ病ならず」と東洋医学では呼び、漢方薬はそういった状態から治療する術を4000年の歴史をかけて開拓してきました。

偏に頭痛と言ってもあらゆる原因が考えられます。中医学においては問診を行い、さらにベロと脈を診てその原因の予想を立てます。そしてそれに対して漢方薬を処方します。漢方薬は患者さんの体内にある免疫細胞を活性化して自己治癒力を引き出すことで、体質を改善していき、症状を取り去って行きます。漢方診療の素晴らしいところは、そういった診断や治療の過程で、患者さんの生活や食生活の中で、何が間違っていることでそのような症状が出ているのかということが、だんだんと分かって行くことです。

漢方薬も所詮、対症療法なのです。本当の根本治療は生活や食事の改善にあり、医療というのはそういう部分までしなければ本当の医療とは呼べません。西洋薬による対症療法だけでは、生活のどの部分に原因があるのか分からないのですが、東洋医学ではそれがはっきりと分かって行きます。

当院では西洋医学と東洋医学を用いて、食事や生活の指導も心がけているので、痛み止めや睡眠薬が増えて行く患者さんはほとんどいません。また、生活や食事を変えて行ける患者さんはその治りもとても早く、頭痛や生理痛、不眠、便秘などは特殊な病態を除けば1、2ヶ月もあれば8割以上の患者さんに改善が認められます。そしてそれと共に心身のだるさがなくなり「調子がいいってこんなに気持ちのよいものだったのか」と感じるようになります。

どのような方のための病院か
自律神経失調症、更年期障害、頭痛・生理痛などの痛み、うつや気分障害、過換気症候群、胃炎、高血圧、糖尿病などの慢性疾患まで、西洋医学で治りにくい症状の方はご相談ください。
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当院は救急医療も含め、総合診療を行なって来た医師が診療を行なっております。皮膚疾患から生活習慣病、眼科、耳鼻科、精神科疾患、婦人科疾患、癌に至るまで、どのような患者さんでも受診していただくことができます。

特に、

・西洋医学だけの医療に疑問や不安を感じている方

・西洋医学の検査や治療を受けているが、原因がはっきりせず「気のせいですね」や「歳のせいですね」と言われている方

・自律神経失調症の方(自律神経失調症は西洋医学的に理由がよく分からない方につけられる病名です。)

・同じ薬を飲み続けているが、薬をやめられる目処が全くたっていない方

は是非一度受診なさってみてください。

また具体的な症状としては、無数にありますが、下記のような症状は漢方診療の得意分野です。

・全身がだるい(倦怠感)、風邪をひきやすい、めまい、耳鳴り

・ほてり、むくみ、しびれ、自律神経失調症、更年期障害、不妊治療

・頭痛、生理痛、胃痛、腰痛、五十肩、膝の痛み

・各種アレルギー(喘息、副鼻腔炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹など)

・うつ、不安神経障害、過換気症候群、認知症、イライラ

・便通障害(便秘・軟便・頻尿・膀胱炎・尿路結石)

・不眠、中途覚醒、夜間尿、かすみ目(特に50代前後の方)、口渇、味覚障害

・生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症)

・小児アレルギー疾患、虚弱体質、発達障害

☆重症な方には、煎じ薬の処方も保険診療で行っております。

特に不妊治療やアレルギー疾患に関しては煎じ薬での治療をお勧めしております。

(味などが苦手な場合はエキス製剤でも対応可能です。)

*当院では内科から整形外科、精神科、アレルギー、悪性腫瘍、発達障がい、登校拒否など、どのような疾患でも、診察をさせていただいております。

「こんな症状なのですが診察可能ですか?」というご質問が多くなっております。

当院では全ての疾患を東洋医学的な観点から治療をして行きますので、ご予約のうえ、ご来院いただけますようよろしくお願いいたします。

また、ご来院前の医療に関するご質問には、責任の問題上、お答え出来兼ねますことをご了承ください。

完全なる健康というものは誰にもありません。実際に当院のスタッフも健康ではありますが、日々の変化に合わせて、漢方薬を内服しております。ですから、今、何かの病や未病を抱えている方はもちろんのこと、健康の維持や、そういった全人的な医療の考え方にご興味・ご関心のある方にも当院に是非とも訪れていただきたいと思っております。

不要な検査はしません
東洋医学を中心とする保険診療所のため、血液検査や画像検査などの高額な検査は行いません。必要な場合は他院をご紹介します。
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みなさんの周りに、保険適応で漢方薬を中心に処方している病院はあまりないのではないでしょうか?

その理由は、現在の医療システムでは、そういった医療を行なうことが経済的に難しい状況があるからです。

そもそも、当院を開設することになった理由が、本当に正しいと思う医療を実践することは、一般的な総合診療の病院では難しいということが最大の理由です。(これまで働かせていただいた病院は極めて協力的で理解も得ておりましたが、漢方診療の患者さんが増えすぎると経営問題が生じてきてしまいました。)

現在の医療システムでは、総合診療的な病院の経営をするためには検査をある程度しなければ経営が成り立たないシステムになっています。ところが、東洋医学というものはそういった採血やレントゲン、CT・MRIといった検査技術が始まるよりもずっと前からある医学ですから、問診・舌診・脈診などといった費用のかからない診察方法のみで診断と治療をしていく医療で、「時間はかかるけど病院の利益にはならない医療」と言っても過言ではありません。ですから、普通の病院ではそういった医療を実践していくことは難しい状況があります。

しかし、近年、不要な検査の多さが医療の世界では問題になってきています。以下にアメリカで発表された「不要な検査」に関わる各学会の勧告を掲載しました。日本における実際の診療においても、一般的な方の医療において西洋医学がそれほど頻繁に必要とされないのと同様に、西洋医学的な検査もそれほど頻繁に必要でないことを感じて来ました。そして、不要な検査を減らすことは、患者さんにとっても、国の医療経済にとっても非常に重要なことです。

当院では、そういった問題をクリアするために、尿検査や簡易的なウイルス・細菌検査を除いて、血液検査などの費用のかかる検査を一切行わないシステムに致しました。無論のこと、医師がそういった検査が必要だと判断した場合は、提携先の病院に紹介するか、近くの病院を受診することを勧めますが、実際は毎年健康診断をされている方も多いですし、そういった状況になることは滅多にありません。血液検査を導入するとそのための資材も看護師さんも必要ですし、その費用を捻出するだけの検査数が必要になってきてしまうのです。同じ理由でレントゲンなどもありません。当院ではそういった人件費や施設費用を削減することで、不要な検査をせずに、一人一人時間をかけてゆっくり診察できる医療を実現させたいと考えています。

とはいえ、検査ができないことを不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、検査が一切不要だとは考えておりません。しかし、多くの方が毎年受けている健康診断だけでも、何も自覚症状がなければそれで十分です。心配し始めたら検査にはキリがありません。確かに漢方薬には副作用があり、時にそれが重大な臓器障害を起こすことがありますが、その時は当院と提携している病院に紹介状を作成し、ご紹介させていただきます。また、漢方薬による副作用は服用をやめれば何もしなくても元の状態に戻るということがほとんどです。そのように考えていただき、当院では不要な検査を可能な限り行わない方針でおります。

以下は、2011年からアメリカにおいて展開されたChoosing Wisely(賢い選択)キャンペーンで2014年に各学会が提出した「医師と患者が問い直すべき5つの項目」からの抜粋です。患者と医師に対して過剰医療についての情報を提供することで、医師と患者との関係を密にし、患者中心医療の推進を目的としています。ここに書かれている実施されるべきでないことは日本の多くの病院で実施されています。

一般医

アメリカ家庭医学会。

危険サインのない腰痛に対し、発症から6週間未満はX線撮影を行う必要はない。

副鼻腔炎に対し、症状が6日以降も続く場合や初診時より症状が悪化している場合を除き、機械的に抗生物質を処方すべきではない。

自覚症状のない低リスク患者に対し、毎年のように心電図検査やその他心臓検査を行う必要はない。

一般内科学会

インスリン投与を行っていない2型糖尿病患者は、指グルコース試験を毎日家で実施する必要はない。

自覚症状のない成人に対し、定期的な健康診断は不要である。

低リスクの外科手術であれば、術前のルーチン検査は不要である。

平均余命10年以下の成人に対しては、がん検診は不要である。

患者や医療従事者の利便性のために、CVカテーテルを設けたり、また挿入したままにしてはならない。

アメリカ小児科学会

ウイルス性呼吸器疾患(副鼻腔炎、咽頭炎、気管支炎)と思われる場合は、抗生物質を投与すべきではない。

4歳以下の子供の呼吸器疾患に対し、風邪薬や鎮咳剤を投与したり推奨してはならない。

頭部の軽い外傷に対し、CT撮影は不要である。

子供の単純な熱性けいれんに対し、CTやMRIなどの神経画像撮影は不要である。

日常的な腹痛の訴えに対し、CT撮影は不要である。

アメリカ老年医学会

進行性の認知症には経管栄養法を推奨しない。代わりに経口摂取援助を提案する。

認知症による行動と心理の徴候について、抗精神病薬を第一選択肢とすべきではない。

65歳以上に対し、HbA1c7.5%未満達成のために薬物療法を行なうべきではない。ほとんどの場合は中程度の管理でよい。

高齢者の不眠症・興奮・譫妄に対して、ベンゾジアゼピンや他の催眠鎮静薬を第一選択肢とすべきではない。

無症候であれば、高齢者の細菌尿症に抗菌薬を用いるべきではない。

漢方薬の量と、効果を感じるまでの期間
エキス剤を1日約6袋(起床時・昼・夜に2袋ずつ)お飲みいただきます。通院中の方の多くは、およそ2ヶ月で症状の改善を実感されています。
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効果を感じるまでの期間

当院では東洋医学の中でも、中医学と呼ばれる現在の中国で行なわれている医療を行なっているので、一般的な和漢(江戸時代から続いている日本独自の医学)に比べると漢方薬の種類や量は少し多くなります(実際の中国での薬より少ないです)。当院では保険診療を行なっているのでツムラなどのエキス剤と呼ばれる1袋2.5g程度の漢方薬を平均して約6袋(起床時2袋、昼2袋、夜2袋)ぐらいを一日で飲んでいただきます。最初は皆さん大変そうだと言いますが、1ヶ月もすれば大抵慣れます。

漢方薬は効果が出るまで時間がかかる。という印象を持つ方が多いと思います。実際に多くの医師が漢方薬を実際の診療で使い始めるまではそう思っていますが、多くの場合は患者さんが、早ければその日や一週間程度で出ることも多くあります。もちろん、効果の発現はその症状や漢方薬の種類、あるいは、患者さんの生活改善の度合いによって様々です。例えば、風邪をひいたときの寒気や頭痛はすぐに取れますが、慢性的な冷えには食事の改善が不可欠なので大体2、3ヶ月から半年ぐらいの時間がかかります。また、陰虚(夜間尿やほてり、冷え、便秘)という症状に関しては更年期以前であれば比較的早く取れますが、70歳以上の方には半年以上の時間がかかったりもします。便秘に関しても様々な原因があるので、飲んだその日から解消される便秘もあれば、半年以上かかる便秘もありますが、腸の問題は漢方薬の得意分野でもあり、かつどんな治療にも欠かせない部分なので、ほとんどの便通障害は改善されて行きます。

そういった治りやすい症状と治りにくい症状の差はありますが、当院に通院されている患者さんは、大体2ヶ月もあれば症状の改善を実感される方がほとんどです。ただし、病の多くは食事と生活に原因があります。ですから、効果が早く現れる方は、多くの場合が自分自身で生活を変えることのできる方です。逆に、薬に頼って生活を変えることのできない方は、どんなに薬を用いても良くはなりません。

こう言ってしまうと自信を失われる方も多いかもしれません。例えば甘いものを食べなきゃ生きていけない!とか、お酒をやめなさい!とか。でもそれは心配いりません。漢方薬を飲んで症状が改善されることを体験すると、それによって生活上の問題点が明確になるので、自然とそういった食事や生活をしなくなって来るのです。当院では多くのチョコレート好きだった人達が、それほどチョコレートを食べたいと思わなくなって来たと数ヶ月後には言うようになっています。

また、当院では医療そのものは対症療法でしかありえない。と考えています。よく根本治療と言われる漢方薬ですが、その真意は漢方薬は西洋薬と違い、効果のある処方から、その症状の原因となっている生活や食事を推定できることが多く、そういった食生活なども変化させることで初めて根本治療になるということです。ですから当院では、初診の時から患者さんに説明をして、いずれは漢方薬がなくても健康になれる力をつけていただきたいと考えて診療を行なっています。漢方薬がなくても健康を維持できるようになるまでは、人によって個人差はありますが、早い方で半年、平均的には1年半はかかります。この期間に関しては患者さんご自身の判断で予約を調整していただいてもらう方針です。その際は、ご予約のキャンセルの処理かご連絡だけいただければ幸いです。

ある程度の生活改善が実現された後は、調子が悪くなった時だけご来院される患者さんも少なくありません。当院ではそういった患者さんにもご対応させていただいております。またそういった医療が理想でもあります。エキス製剤という医師がいなくても医療を行えるという新しい時代の医療を的確にご利用いただければと考えております。

通院中の方へ:診察券はアプリです(できること)

通院中の患者様の診察券は携帯アプリです。アプリ/ログイン後の画面から次のことができます。

DOCTORS & COUNSELOR

医師・カウンセラー

院長 伊達伯欣

院長 伊達 伯欣(だて・ともよし)

内科・漢方常勤

1977年ブラジル・サンパウロ生まれ、千葉県成田市育ち。日本医科大学医学部卒。学生時代から東洋医学(中医学)を学び、日本医科大学の救命救急科で10年間臨床に携わる。2014年につゆくさ医院を開院。アンビエント・ミュージックの作曲家として国内外から多数のレコードを発表。「薬をつくる医師」。著書『からだとこころの環境』ほか。

詳しい経歴を見る

1977年ブラジル・サンパウロにて日本人の両親の間に生まれる。3歳までブラジルで過ごし、千葉県の成田市で育つ。18歳の時に日本国籍を選択。小中高と野球と空手、音楽に励む。高校卒業後、新聞奨学生を経て日本医科大学医学部に入学。

大学3年生の時から東洋医学(中医学)を学び始め、卒業後は海老名総合病院にて初期研修および内科研修を行い、その後日本医科大学救命救急科、同東洋医学科に在籍。同大学院にて免疫学を学ぶ。救命救急科、東洋医学科の医師として10年間西洋医としての臨床に携わる。救急医療の場において処方の8割以上が漢方薬という東洋医学を中心とした総合診療を行なっていたところ、漢方診療の継続を希望される患者さんが増え、2014年10月3日より、西洋医学と東洋医学を併用する診療所「つゆくさ医院」を開院することになる。

また高校生の頃より音楽活動を行なっており、学生時代よりアンビエント・ミュージックと呼ばれる東洋思想に基づいた瞑想的な音楽を制作。これまでに国内外から23枚のフルアルバムを含め、多数のCDやレコードを国内外発売。ヨーロッパ・アメリカ・南米などの演奏ツアーを敢行。音楽の身体作用を東洋医学的な観点から考察を進めている。

ドイツStephan Mathieu, アルゼンチンFederico Durand、アメリカBill Seamanといった海外の音楽家をはじめ、坂本龍一、中村としまる、秋山徹二、Ken Ikedaといった即興・音響系の音楽家との共作も重ねている。2013年には坂本龍一、Taylor DeupreeとYCAMで共演、CD作品「Perpetual」を発売。

執筆活動も行なっており、育児雑誌「クーヨン」、webサイトele-kingなどで連載、2015年4月には東西の医学と食事・音楽に関する本「からだとこころの環境」を発売。つゆくさ文庫より「つゆくさのしおり」「花粉のしおり」「エキスのしおり」「かぜのしおり」などのしおりシリーズを刊行。

「音楽」について

当院院長の伊達は学生時代から医学と共に音楽制作を続けて来ました。医療に携わりながら、薬物治療だけでは治らない原因として、生活と食事について考えてきました。東洋医学では陰陽理論を元に世の中の全ての事象を考えて行きますが、現代における社会生活において、多くの方が脳を陰性化する時間を適切に取れていないということが分かってきました。従来人間は社会生活という脳の陽性活動の時間を経ると、その後静かな夜を迎え虫の鳴き声や川のせせらぎ、風の音を聞きながら眠りにつき、小鳥のさえずりと共に朝を迎えていました。

現代生活では多くの方が、寝る直前はおろか、寝ている最中にも携帯やインターネットで社会とつながり、テレビの音やモーター音のような機械的な音に包まれた環境で生活されています。こういった生活は心身の健康にとってとても大きな問題として存在しています。仕事と家庭での環境の変化は心身にとってとても重要なことですが、その切り替えが出来ずに悩んでいる人が大勢いらっしゃいます。さらに深刻なことは、そういった異常な状況に置かれていることを、当事者本人が自覚していないことが多いのです。

当院では騒音の広がる現代生活において、音楽の持つ「環境を変える力」を重要視しており、つゆくさ医院においても訪れる患者さんたちが、音楽によってもたらされる「何か」を体験し、音楽の持つ意味や、音に限らず、自分の身を置く環境の重要性を感じることができるように最善を尽くしております。

一般的な音楽の多くは、脳を陽性にしますが、当院では「アンビエント・ミュージック」や「フィールドレコーディング」と呼ばれる東洋思想にも基づいた脳の陰性化のための音楽が流れています。また香や光といった部分においても総合的な環境づくりを目指しています。当院における環境対策は自然の重要性を再認識することの重要性を考える「きっかけ」になることをテーマにしています。

このような当院の提案する環境や医療が、全ての人に心地よいものではないかもしれませんが、そういった部分まで考えて行く医療を当院では心がけ実践して行きたいと考えております。

水谷医師

水谷 医師

内科・総合診療土曜遠隔診療

2024年4月より土曜の診療を担当(非常勤)。立川相互病院で初期研修と総合診療科の専攻研修を経て着任。「中庸」「整える」「心身一如」といった東洋医学的な発想に共感し、漢方診療にあたっています。遠隔診療も担当。

水谷医師よりご挨拶(全文)

はじめまして。2024年4月よりつゆくさ医院で土曜日の診療を担当しております水谷と申します。伊達先生より以前ブログで紹介はしていただいておりましたが、改めて、自己紹介させていただきます。2018年より、立川相互病院で初期研修と、総合診療科の専攻研修を経て、2024年より非常勤医師として勤務しております。

元々人に興味がある性格であったことや、東洋医学的な発想(中庸、整える、心身一如など)に共感をもっていたため、東洋医学の専門医になることを学生時代に考えました。しかし当時の私は特に東洋医学の知識や経験もなかった(漢方薬も飲んだことない)ため、HPで漢方CLを検索してた所、つゆくさ医院に目がとまりました。つゆくさ医院で発信されていた医療や健康に対する考え方や思想に感銘を受け、自分が想像していた医師像が見えたことに喜びました(病院で西洋科として働く医師像に自分が魅力を感じなかったため)。医学部5年生の僕でしたが、伊達先生は快く受け入れてくださり、以降、診療の陪席も継続的にさせていただきました。東洋医学の世界にいち早く入りたいと考えていた僕でしたが、伊達先生にまずは西洋医学をしっかり勉強することを勧められました。

そのため、医師としての見聞を広めるため、総合診療科医(内科医)として研修を積みました。研修内容としては、内科以外にも精神科や皮膚科、緩和ケア科、小児科、整形外科などでも短期研修を行ない、救急外来、入院管理、訪問診療や診療所など幅広いグラウンドで研修を積みました。研修ではそれぞれの専門医が、何を見立てどう考えているのか、西洋医学的アプローチのメリットとその限界がどこにあるのかを常に意識してきました。

また総合診療科医として、主に入院病棟や救急患者と向き合う中、西洋医学の進歩した検査治療技術で救われる患者さんが大勢おり、西洋医学の凄さを肌で体験した一方で、困っている患者さんにも沢山出会いました。困った症状があっても医師から「検査で異常はないから問題はないはず」「対症療法薬以外に治療方法はない」「異常がないのに症状が続くのは、精神的な問題(or老化)なのだろう」と言われ、相手にされない経験をしたという方が沢山いました。実は患者だけでなく医師も、どうすればよいか分からないため困っていました。西洋医学は解剖生理的に異常が起きていないかを検査を主軸に診断をしていくため、検査で異常が指摘できないと診断治療に結びつけにくいという弱点があります。

一方、東洋医学は検査のない時代から発達し、自分の身体のバランスを整え、自然治癒力を高めることにフォーカスを当ててきた学問のため、検査で異常がなくても、身体バランスのずれを上手く説明し対処法を提案できることが多いです。日本は、保険医療の窓口を全て医師が担うシステムのため、身体の困った症状があれば、まず医師に受診しますが、日本の医師は西洋医学を学んだ医師であり、東洋医学は学んでいないため、このようなミスマッチが多発してしまいます。西洋医学と東洋医学のそれぞれの医療の得意分野を認識し、うまくシェアできることが大切だと考えます。

しかし実際に、東洋医学といっても、漢方や鍼灸、整体など含めた代替医療の治療方法は多岐に渡り、治療院も乱立しているため、どの治療方法が自分に合っているのか、分かりづらいのも難点であります。その理由のひとつに、人という身体の複雑さ、神秘さと、それに伴いアプローチ方法に多様性が生まれるからだと考えております。僕自身は、漢方を中心に東洋医学の研修を始めましたが、鍼灸や整体院に実際に施術を受けに行き、それぞれの専門治療家の見立てやアプローチ方法、得意な治療領域などを体験して学びつつ、2024年3月からは、鍼灸整体治療院での研修も同時並行で進めており、実際の臨床にも活かしております。

僕自身の理想は、不調がある方の最初の受け皿となり、その方の問題点を整理していき、どのようなアプローチ方法でご自身の身体と向き合っていくことがよいのかをオーダーメイドに検討し、その都度最適なアドバイスをしていけることです。そして、僕自身も漢方や鍼灸整体を使った治療家として能力を高めていきますが、独りよがりな治療にならないよう、常に見聞を広め、西洋東洋問わず他の治療家と連携を図ることで、患者さんにとってのベストを常に考えていきたいと思っております。

また、昨今は、時代の変化に伴い、情報デジタル社会で様々な情報が飛び交い、スマホやPCの普及に伴い、頭と目を酷使し、身体が置き去りになり、身体の感覚が鈍化し、自分にとって何が正しいのか分からなくなっている方が多いと言われております(河野智聖 著『身心をひらく整体』)。僕自身も社会人となり、上記の通りな生活に揉まれ、身体を壊し現在進行形で、身体の感覚を取り戻すため日々精進しておりますが、これからの時代は、頭でっかちで情報に惑わされる人にならないよう、自分自身の身体への感覚を取り戻すことが大切になっていくと思います。

長くなりましたが、まとめさせていただくと、不調や症状とは、身体からのSOSのサインであり、今までの生活では立ち行かなくなってるということを身体に教えてくれています。僕ら医療者は身体からのSOSのサインを読み取り、患者さんに説明し、解決策を提案し、サポートしていくことが仕事です。そして患者さん自身が、不調を通して自分自身を知り、過去を振り返り、自分自身と向き合っていけることを診療の中で大切にしたいと考えています。僕自身、現在進行形で自分の身体と向き合うことを学んでいる最中であり、至らない点も多々ありますが、一緒に向き合って成長していけたらと思います。どんな些細な相談でも気軽にしてください。宜しくお願い致します。

ドーラ先生

ドーラ 先生(心理カウンセラー・作家)

カウンセリング自費

東京・マウイ島・ロサンゼルスに暮らし、現在は東京在住。多くの子どもを育てた経験から「ビッグ・ママ」と慕われる存在。高橋幸宏、Curly Giraffe、Charaらへの作詞も手がける言葉の人。当院初診の方でもカウンセリングを受けられます。

自費:初診60分 12,000円/再診30分 6,000円(家族・カップル同時可)

詳しいプロフィール・費用

心理カウンセラー・作家。東京・マウイ島・ロサンゼルスに居住し、2023年から東京在住。好きなコト・モノは、音楽、映画、漫画、アート、自然、歴史。幼少期から相談を受けることが多く、自然とカウンセラーの道へ。

過酷な幼少期の体験を乗り越え、ハワイ・マウイ島での自然生活を経て、東京、ロサンゼルスに居住。何人もの子どもたちを東京・ハワイ・ロサンゼルスで育ててきた実績から、友人の間では「ビッグ・ママ」と信頼されています。世界的なアスリートのコーチングをする傍ら、高橋幸宏、Curly Giraffe、Charaなどへ作詞提供。エッセイストとしても活躍しているアーティストでもあります。不登校児童などを元気にさせながら、喜びの中で成長させる徹底的なコーチングに定評があります。

診察時間:10:00〜19:30(12:30〜14:00 昼休み)。診療費用(保険適応外・自費診療):初診1時間 12,000円(うち2,000円は初診予約料として事前振込)、再診30分 6,000円(家族やカップルの同時診察も可能+1,500円)。キャンセル料:当日100%/前日〜3日前50%/7日前25%/14日前0%。

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ご予約

新患予約(はじめての方)

はじめて受診される方。初診はご本人確認のため医師の診察が必要です。フォームからお申し込みください。

待機期間:現在おおむね1〜3ヶ月

再診予約(通院中の方)

再診のご予約方法は2つあります。

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② このページにログインして予約する(診察券番号+生年月日)

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オンライン診察から漢方薬・養生品のお届けまで、ご自宅で完結できます。つゆくさ医院では、国内外でも数少ない「医師のつくる薬」として10年近く製薬をおこなっています。

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はじめての方(受診したことのない方)

つゆくさONLINEトップの「つゆくさ医院を受診したことのない方」から診察をお申し込みください。

診察チケット購入(前払い)→ Google Meetによるオンライン診察(約10分) → 製品のご注文 → 発送、という流れです。

診察料:初診3,500円/10分(税込・初診のしおり+送料、手続料込み)、再診2,500円/10分(税込)。保険外診療の方は初診6,000円/再診4,000円。※初診はお申し込み時に舌の写真と保険証の登録が必要です。アカウント登録もお願いします。

ONLINEで診察を申し込む

受診したことのある方(2回目以降)

当院での受診歴のある方(CLINICS・オンライン診察を含む)は、ONLINEトップの「つゆくさ医院を受診したことのある方」から問診票を送信いただくだけで、メールで診断結果(おすすめの漢方)をお伝えします。

そのまま「製品一覧(注文用)」からご注文いただけます。※問診時に舌の写真が必要です。医師のオンライン診察をご希望の場合は「受診したことのない方」からお手続きください。

問診を送って注文する

◎ 当院で診察・服薬指導を受けた遠隔診療の方には、ONLINEから注文書(請求書)が届きます。内容をご確認のうえご購入手続きへお進みください。
◎ 塩・お茶・しおりなどの医薬品以外は、診察不要でどなたでもご購入いただけます。

健康の手引き

つゆくさのしおり

Health Guide Series

院長が書き下ろした健康の手引き。Chatでの相談後、ご自身の症状に合ったしおりをご紹介しています。

つゆくさのしおり
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気血水・陰陽の考え方から食養生・睡眠まで。東洋医学の基礎がわかる当院の入門書。
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花粉のしおり
花粉のしおり
花粉症・アレルギーに対する漢方的アプローチと生活養生の方法を解説。
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エキスのしおり
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漢方エキス製剤の飲み方・タイミング・副作用・証の見方まで詳しく解説。
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かぜのしおり
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風邪の初期対応、銀翹散・葛根湯の使い分け、セルフケアの方法を丁寧に解説。
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しおのしおり
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自然塩の選び方・摂り方と、腎の養生。おすすめの塩3種類の解説つき。
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どのしおりが自分に合うか分からない場合は、Chatでお気軽にご相談ください。症状に応じてお選びします。

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ご質問はまず右下のチャット(受付AI)にお尋ねください。AIで解決しないご用件は、下記フォームから担当へお送りいただけます(電話対応は行っておりません)。

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医師・先生への質問は、1件あたり500円(税込)の費用がかかります。次回診察時にご請求させていただきます。処方内容の間違いなどについては、受付にお問い合わせください。

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