当院における個人情報保護方針について
現在の医療現場では、診察時間のほとんどが、患者さんの話を聞き、それをカルテに打ち込む時間に割かれています。
当院ではそういった情報のやり取りの時間はなるべく少なくして、患者さんと、その症状の原因をともに考え、生活や食事の話をすることに貴重な診察時間を割くべきだと考えており、インターネットという技術が普及した現在において、そういった技術を積極的に取り入れ、医療の質を向上させていきたいと考えております。 しかし、個人情報をインターネットという手段で取り扱うことは常に情報漏洩という危険性が着いて回ります。当院では可能な限り個人情報の保護に努めており、ご本人の承諾を得ることなく、第三者に情報を渡すようなことは決して致しませんが、コンピューターウイルスの感染や、第三者の侵入による情報漏洩が100%防げる訳ではもちろんありませんので、そういった不慮の事故が万が一発生した際は、全ての責任を負うことは、当院のような小さい病院では致しかねます。これは当院に限ったことではなく、世界中のどの企業でも同じことではあって、その責任をどう法的な責任から逃れるかという言葉の使い方に終止しているのが現状です。
当院では明確に正直に、「万が一漏洩があっても最善の対応はもちろんさせていただきますが、その責任の全てを負うことはできません。」ということを伝えさせていただいております。無論のことそれには賛同出来ないという方は、来院時に手書きで問診票をご記入いただいても、口頭でお伝えいただいても問題はありません。そういった点をご了承いただけた方はインターネットを介した問診票の提出にご協力いただけますようよろしくお願い致します。
なお、当院では患者さまご自身が自分の心身と向き合うことが病を治すためには不可欠なことだと考え、カルテを毎回印刷し、保持していただく方針です。患者さまにインターネットを通じてご記入いただいた言葉はカルテに直接記録され、自分の言葉で病状の変化を記録していくということの意味も考えております。