最近、「先生ごめん!すげー迷ったんだけど、仕事を優先して打っちゃったよ。」とか、「私は打っちゃったから副作用があるって言われても。。。」と言われることが増えました。

 尊敬している先生が亡くなったこともあり、感情的になってしまった部分もありましたが、僕は接種された方を軽蔑するとか、そんなつもりは全然ないです。家に妊婦さんやご高齢の方がいる方は、現行のワクチンが感染予防効果が大してないということを、その方自身がわかっていても、そこにいる妊婦さんやご高齢の方、その親戚・家族の方がわかるまで説明をすることは、とても難しいことはわかっています。

 今の世の中、マスメディアや政治家の煽りのせいで接種するのが「普通」という段階にまできてしまっているのは事実です。問題なのは、接種していない人に対して、接種を強要する人がいることです。長年の漢方治療でアトピーを治療して、生理も再開したからこれから妊活を頑張ろうと言っていた患者さんが、夫の実家から接種を強要され、打たなきゃ離婚だという状況になっている方もいらっしゃいます。それって、相当な人権侵害であることは間違いありません。しかも、こんなに不透明で副作用も甚大なワクチンのために。。。1万6千人の死者の予防薬のために、少なくとも1000人以上(これは短期間で亡くなって、医師が面倒な手続きをして国に報告をした人だけの数です。実際は3倍以上いる可能性が高い。)の死者を出している薬ってどう考えてもおかしくないですか?しかも3回目接種はさすがにまずいんじゃないでしょうか。変異種が出てくる状況で、いつまで続けるのか本当に疑問です。2、3年後は現行のワクチンを接種する人はほとんどいなくなるんじゃないかと思ってはいます。

 そんなワクチンでも、自分の意志で接種することは全く問題ないと思いますが、接種を他人に強要することは、接種しないことを強要することと同様に大きな罪です。だから僕は接種しないことを誰かに強要することはしたことがありません。ただ、僕が感じていること、信じられることを伝えているだけです。

 一番大切なことは、接種したにしても、しなかったにしても、ウイルス感染ということや、それに対する標準的予防治療が実験段階にあるワクチンであるという「現在の医療」について、今後のためにも人類全体でしっかりと考えることです。あとは、もはや重症化の予防ぐらいしか意味のなさそうなワクチンを、重症化の確率が少ない30歳以下の人たちにまで接種を推奨することの意味を考えるということです。

 ワクチンを推奨している人たちは、これから何が起こっても、その責任をとることはほとんどないでしょう。というか、取りようがない。国も医師会も製薬会社も、何があっても責任をとることはまずないでしょう。製薬会社さんには、莫大な予算がかかる実験もしてないで、こんだけお金儲かってるんだから、せめてワクチンで亡くなった人たちには、お金を払ってあげてもいいんじゃないかなぁ〜とは思ってます。が、そういうのは専門じゃないので触れないでおきます。

 逆に若い方への接種を控えるように伝えている僕も、ワクチンを接種せずに新型コロナにかかったり、亡くなった方がいても、責任を取ることはできません。もちろん、COVID-19になった方に対しては全力で治療をするし、そのための漢方薬の一般の方への販売も努力しています。ワクチンの副作用が出ている方の治療もすでに始めていますが、それが僕にできる最大限のことです。

 

 この1、2ヶ月で、つゆくさ医院に通ってくださる患者さんも、3分の1ぐらいはワクチンを接種された状況になりました。中には、僕が勧めて接種をしてもらったご高齢の患者さんもいらっしゃいます。逆に勧めたのに「コロナで死んでもいい」と拒否された86歳の患者さんもいらっしゃいます。

 ワクチンの副作用を治療中の方もいらっしゃいますが、接種後の副作用だと思われる症状も、2ヶ月程度の治療で今のところ全員治っています。具体的には、血圧の上昇や、生理痛の増悪、アレルギー疾患の増悪などがありました。もちろん、その治療過程で、接種をされた方を軽蔑したことも一度もありません。非科学的なワクチンを科学的だと言われた患者さんに対して、感情を乱してしまったことは一度ありましたが、残念だと思うことはあっても、それでその方を軽蔑したり、治療を適当にしたりすることは、決してありません。

 なんで、わざわざワクチンについて書いているのかと言えば、ワクチン接種について普通のことを言う人が、あまりにも少なくて、普通のことを考えている方々が、不安になってしまっている状況に、医者としてちゃんと答えたいという気持ちがあるからです。恐ろしいことですが、ワクチン反対的な文言のあるインターネット上のサイトやYouTubeなどがどんどんと消されていってます。僕の書籍も消されたサイトがあります。僕の診療所もいつ消されるのか。いろいろ心配です。

 正直に言って、僕がワクチンだマスクだについて、思っていることを伝えていることは、リスクばかりでなんのメリットもありません。できれば、何も言わずにひっそりと目の前の患者さんだけに、僕が考える真実を伝えていきたい。ただそのためには、診察の間に与えられている時間も余裕もありません。ワクチンの話のために、もっと大切な心や体の治療の時間を割くことは極力避けたいんです。だから、ここに書いてます。

 真実は、100行程度のニュースで伝えられることはありません。真実はもっと複雑で、深淵なものだと僕は思っています。すでにワクチンを接種された方も、臆することなく御来院ください。大切なことは、今の医療をどう考えていくのかです。対症療法で逃げ回ってばかりでは解決しません。原因となっている生活を、しっかりひとつずつ修正していきましょう。ワクチンやマスクによる環境被害をとても心配しています。