肺気を高め、風邪の予防や多汗

花粉症などの鼻炎対策に用いる

好酸球性の鼻炎・肺炎に効果的

 

<ポイント>

① 中国古典文献『丹溪心法(たんけいしんぽう)』に出てくる漢方薬。花粉症・易感染対策に用いる。

② 外的要因(ウイルスや細菌、花粉、ホコリ、化学物質など)を体内に侵入させないための「衛気(えっき)」と呼ばれるものを高め、肺・ノド・鼻、あるいは汗腺の免疫を高めます。

③ 皮膚や粘膜を強化する黄耆、体外に風邪を追い出す防風、胃腸を強める白朮からなる。
  風邪をひきやすい、疲れやすい、呼吸器疾患、鼻炎、多汗、季節の変わり目に体調を崩しやすいなどを改善。

④ 衛気虚(えっききょ)は、食生活の乱れや、デスクワークなどによる姿勢の悪さ、マスク着用による口呼吸によって引き起こされます。日頃の姿勢に注意しましょう。

<配合生薬>

黄耆(オウギ)、防風(ボウフウ)、白朮(ビャクジュツ)