女性や子どもの精神不安
夜泣きや涙もろい状態に

 

<ポイント>

① 女性や子どもの精神不安、夜泣きや涙もろい状態に用いる。

② あくび・ため息・不眠・情緒不安定・幻覚などにも用いる。

③  臓燥(ぞうそう)という心の機能が低下し、不安や悲しみ、落ち着かないなどのヒステリー様症状を示す。気陰不足によるもの。

④ 子どもの夜泣きの際は、お湯に解いて飲ませてあげると良い。ほとんどの子どもは甘さを感じ喜んで内服するため、子どもの漢方治療の導入によく用いられる。

⑤ 離乳食の開始時期に同時に開始することができる。複雑な味覚のため、味覚の発達に役立つ。

 

<配合生薬>

小麦(ショウバク)、大棗(タイソウ)、甘草(カンゾウ)