インドのデルタ株激減はなぜか

 

 ワクチン接種率が10%に満たないインドで、感染爆発の急激な改善がありました。また、インド人の70%以上が抗体を持っていることもわかりました。このことから、インド人の7割は新型コロナに感染していることになるので、良くも悪くも、さすがの不衛生さですが、事実上、インドはデルタ株に対する集団免疫を獲得した可能性が高いことになります。この重大な出来事が、日本で報道されないのはいろいろな不都合があるからです。

 通常、インフルエンザやコロナのような感染拡大力の強いウイルス感染症は、インドのような集団免疫の経過をとるので、インドは集団免疫を達成したと考えるのが、正解かはわかりませんが、普通の考え方です。

インド

https://graphics.reuters.com/ より

 

 ただし、今後変異株の出現による再感染拡大の可能性はまだあります。夏のコロナウイルスが毎年来るなど、インフルエンザのような普通の風邪になるかもしれません。

 

 ここで、もっとも重要なことは、同じように国民の7割ぐらいがワクチンによる抗体を持っているはずのイギリスでは、集団免疫が達成されるどころか、逆に異常に感染者が多いということです。つまり、これまで世界はワクチンによって集団免疫を達成することが目的だから全員に打て打てと言っていたわけですが、ワクチン接種によって集団免疫を獲得することは無理だということが、いま証明されつつあります。この結果は、これまでの免疫学的に普通に考えれば当たり前のことです。ごくごく普通に科学的に考えるなら、少なくとも若年者へのワクチン接種は「この時点で一度STOP」です。

 

イギリス

イスラエル

 

 正直なところ、なぜ、みんながこんなに焦って、非科学的段階で副作用が異常に多いこのワクチンを、気軽にとっているのか、本当に不思議です。メディアの影響なんでしょうけど。。。

 おそらくこれから、夏に流行したデルタ型は湿気が少なくなって来ると世界全体としては、感染拡大が落ち着いて来るのではないかと思っています。

 あと、1ヶ月で今後の動向がだいぶ結果がわかります。ワクチン接種が悪だとは言わないし、誰を責めるつもりもないけど、とりあえず、まだ接種してない人や、まだ1回目の人は、10月まで接種を待つことをおすすめします。

 

 これまでに書いてきたように、ワクチンが本当に怖いのはADE(抗体依存性免疫増強反応)などの、ワクチンを打ったことで起こって来る長期的な副作用です。イギリス・イスラエルの再感染爆発が、ワクチン接種によるものでないことを、ただただ祈る日々です。詳しくは明日以降書きます。