手足の冷えやしもやけ
冷えによる痛みなどの症状に
<ポイント>
① 皮膚の栄養分である血を補いながら、冷えによるしもやけを治療する。
② 四逆とは四肢の冷えを指し、手足の冷えをとる。
③ 足の冷えは腎虚でも起こるため、足が中心のときは7八味地黄丸を用いる。
④ 手足の冷えが強い場合は、38と7を併用する。
⑤ 配合生薬の呉茱萸(ごしゅゆ)は、寒気による頭痛(特に頭頂部)や関節痛、生理痛、嘔気に効果がある。
<配合生薬>
当帰(トウキ)、桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、木通(モクツウ)、細辛(サイシン)、甘草(カンゾウ)、大棗(タイソウ)、呉茱萸(ゴシュユ)、生姜(ショウキョウ)