以前から、ワクチンについて様子を見ていただくようにお伝えしていた「10月」に、いよいよなります。ワクチン先進国の様子を見て、ワクチンの功罪を考えてみましょう。これから接種を考えているかたや、3回目の接種を検討している方々は、ワクチンの「目的」はなんであったかを、いま一度、考えなおしてみてください。ワクチン接種のメリットとデメリットを、冷静に考えてみましょう。

 

<「目的」は何であったか>

 

 まず、世界中の科学者や政治家たちがワクチンを推し進めてきた理由を思い返してみましょう。当初の目的は「感染の終息」つまり「感染予防」でした。ところが、いまは「重症化予防」ということに、目的が変わりつつあります。

 ワクチン先進国の筆頭といえば、イスラエルです。この国でワクチンが成功をおさめているなら、僕は率先して接種を勧めるのですが、、、

 

 

 イスラエルは、人口900万人の国で、ワクチン接種率62%(558万人)、14歳以下が1/3を占めるので、接種権のある人口は594万人のうち558万人は2回の接種を終えています。その国で、1日1万人を超える感染者が出ています。これは日本の人口1億3千人の国だとすると、1日15万人程度(日本の最悪時は2万人/日でした)の感染をしている状況です。

 ワクチンが悪いとまでは言いませんが、少なくとも効いているようには僕には思えません。未来もわからない、死者も出る危険性まであるのに接種するほどまでには、効いていなそうじゃないですか?

 

 次なるワクチン先進国「イギリス」人口6665万人、ワクチン接種率67%

 

 1日3〜4万人感染。日本の人口は約倍なので、日本の規模感では、1日7〜8万人感染していることになります。

 

 一方のワクチン後進国のインドをみてみましょう。

 ワクチン接種率8%で国民の7割が抗体を獲得していた(つまり集団免疫の獲得済み)のが、7月ごろの話です。なのになぜワクチンを打ち続けているのか正直わかりませんが、現在接種率16%になりました。1日3万人程度の感染ですが、日本で換算すると1日3000人程度です。

 

 この3つのグラフと数字を見て、ワクチンにそんなに効果があるように思えますか?僕にはワクチンが害になっている可能性すら検証しなければならない段階なのではないかと考えてしまいます。もちろん、そんなことがないことを心から願っているのですが。

 

 日本を見てみましょう。

 

 デルタ株はインドの雨季に始まった夏の感染症です(もしくは湿気の問題かもしれません)。ですから、冬のインフルエンザが落ち着くように、デルタ株も落ち着いて、来年の夏にまた到来するのではないかと思っています。

 

 もう一度復習しましょう。

 

イスラエル(900万人のうち1日1万人感染)接種率60%

      日本換算で1日15万人(実際の日本のピーク時2万人/日)

      インド換算で1日150万人(実際のインドのピーク時40万人/日)

イギリス(6665万人のうち1日3〜4万人感染)接種率67%

      日本換算で1日8万人(実際のピーク時2万人/日)

      インド換算で1日80万人(実際のピーク時40万人/日)

日本(13000万人のうち1日5千人程度)接種率58%
  :ワクチンバブルのアメリカを超えてしまいました。。。
   ワクチン先進国はワクチン接種後4ヶ月程度で爆発的な感染拡大を迎えています。
   自然感染で集団免疫を獲得したインドとの差をみると不安ですよね。

 

 これを見て、「ワクチン感染予防率95%」とか、「ワクチンで集団免疫が獲得できる」とかをまだ信じますか?後日また書ければと思いますが、科学にはいろんな「都合の良いエビデンスの出し方」があります。

 何を目指して世界はワクチン接種をすすめているのでしょうか。最後に残る砦は、重傷化をどれぐらい防ぐのか。ということになるわけですが、それだったら抗体カクテルや、イベルメクチンのほうが、重症化を防ぐ可能性は圧倒的に高いと思っています。少なくとも「予防」のための死者や犠牲者を出さずに済む。そして途中でやめること、後戻りができるのです。

 

 ワクチンの目的はなんでしょうか?

 少なくとも重症化を防ぐという目的であるならば、重症化のリスクが非常に低い「子ども」や「妊婦さん」や「30歳以下の若者」、「これから妊活を希望する人々」に、これから起こるかもしれない未知の長期的な副作用があるかもしれないワクチンの接種を推奨する気は、いまの段階では起こりません。何があっても、誰も責任をとってくれることはないでしょう。だから今迷っているならば、もう数ヶ月、ワクチン先進国の状況を見てから考えてみても良いのではないでしょうか。ほかのワクチンには素晴らしいものもありますが、現行のコロナワクチンはそんなに素晴らしいものではありません。

 

 これから、来年の夏にかけて、さまざまな治療法が出てくると思います。

 そしたらこの人類の「情報」への過剰反応沈静化し、ワクチン接種という医療について、振り返り考える時代が来るでしょう。

 それが、僕が2年前に予想した「コロナ禍の終焉」、「マスメディアや国家権力に対する信頼の決定的な崩壊」なのではないかと思っています。

 もちろん、そんな予想は大きくはずれて欲しいのですが、これまでの西洋医学を見てると、そういう結末になりそうだなぁ。と思ってきた通りになっています。ただ、思いのほか強かった短期的な副作用にも関わらず、当初の僕の予想を大きく上回るワクチン接種率だったので、もし、このワクチンによる長期的な利点や欠点が如実になってくると、来年の夏に、すっとおさまる状態じゃなくなっちゃうのかもなぁとも危惧しています。

 でも、つゆくさ医院では、どんな副作用があったとしても、その副作用も含めて、西洋と東洋、双方の医学の知識を用いて、最善の治療をしていきたいと考えています。やっぱ進行感染症には漢方のほうがいいんですよ。

 

 打った打たないなんてことでもめてないで、こんな医療が行われている世界の現状をみんなで考えていきましょう。それこそが、この「病」を克服して、より健康な人類の実現をするために必要な最初のことです。

 マスクだワクチンだって、その場しのぎの「対症療法」のために、膨大な量のプラスチックゴミを出すのは早く終わりにして、環境問題という根本治療に移らないと、僕らは「地球」に住めなくなってしまいます。。。