日本でもワクチンパスポートが始まろうとしています。

ワクチンパスポートのためにワクチン接種をする人が後を断ちません。
こうなるだろうなとは思っていましたが、
連日マスメディアは接種率を掲載し続け、
不安感を煽る恐怖政治的な手法は、まずい進め方だなと思っています。
僕の予想では、グリーンパスとまで名付けられ、
クリーンなイメージを喚起しようとするこの煽動運動は
そんなに長続きすることはないと思っています。

なぜなら、ワクチンでコロナ禍が終わることはないからです。

今冬に再感染が起こり、来夏にはデルタ株がまた流行り、
半年ぐらいで終わることを期待していますが、
今の狂気的な状況を見ると、1、2年続いちゃうのかもなぁ
と、一刻も早くワクチン頼みな世界から脱却してほしいと思っています。

製薬会社の利権が少ないと言われているデンマークでは、
9月からパスポートの必要性がなくなりました。
もっとも、ワクチン接種率が70%を超え、社会的な脅威から脱却したから
という声明ですが、ワクチンじゃないんじゃない?という国民の意向が生まれてきているのだと思います。
今後の動向を見てみたいところです。
おそらく今後、ワクチン先進国もそうでない国も季節的な感染拡大を認めるでしょう。
今後もインドとイスラエルの比較は、参考になると思います。

イスラエルでは、2回接種によるワクチンパスポートが「無効」になり
3回目のブースター接種が開始され、ワクチンパスポートが再発行されています。

いつまで繰り返すつもりなのでしょうか。

抗生剤の無思慮な使用によって、耐性菌が生まれてしまった過去の経験を
人類はまったく省みていません。
ウイルスは、細菌よりも変異しやすく、
感染力の高いウイルス感染症に対して、これ以上の対症療法で追いかけることは
副作用による犠牲者を増やすだけでなく、
さらなる変異種の脅威に発展させる可能性があることを
世界中のどの科学者も気づき始めているはずです。

感染拡大で不安感に怯えている日本も
実は2020年の国民全体の死亡者数は
11年ぶりに減少しました。

年間死亡数11年ぶり減少

インフルエンザ死が2000人減少と書いてありますが、
コロナのPCR検査ではインフルエンザの感染も含まれている可能性があるので
なんとも言えません。
ただ、大切なことは、
少なくとも日本にとっては新型コロナの死亡数はいまだ低いということです。
「部分」をみていると「全体」を見失います。
年間140万人の死亡者がいる日本人のうち、年間1万人前後の死亡者数です。
その治療に対して少なく見積もって1000人以上の死者が出ている予防医学を
どうお考えになるでしょうか?

 

大切なことは

ワクチンでコロナ禍が終わることはない

この記事を読んでくださっている方は、
このことだけは、頭に入れておいてください。
そんなことは、科学的に考えれば当たり前のことなのですが、、、
ワクチンとマスクしかない。と信じ込んでいる方々は、
それ以外の方法がないと思い込んでいる方が多いので、
致し方ないことなのだとは思います。

以前から、新型コロナの重症化には、動物性タンパクの過剰摂取が問題になっている
とお伝えしてきました。

こころとからだの「熱」について
2020年7月31日

そうした見解も科学的に実証されてきています。

植物性食品中心の食習慣がCOVID-19重症化リスクを抑制する
〔BMJ Nutr Prev Health. 2021 June 7;bmjnph-2021-000272〕

これは東洋医学的に考えても当然のことで、
動物性食品の過剰摂取による熱の蓄積に対しての治療薬が「双黄連」です。
また、現在の食料問題の中で、もっとも大きな問題が、
遺伝子組み換えのトウモロコシを餌としている家畜の大量生産です。
肉を1kgつくるのに、15kg程度の穀物が必要なのに
野菜より肉が安いという状況は、明らかに異常です。
人間はそんなに動物を殺して食べる生活をしてきませんでした。
糖質制限における動物性食品による代替で健康寿命が短くなる報告も相次いでいます。
そうした問題の議論が、ワクチンよりも先行されるべき問題だと僕は思います。

ワクチンでコロナ禍が終わることはない

ワクチンパスポートは、
イスラエルをはじめとしたワクチン先進国の失敗を認めた時点で
廃止されていくことになるでしょう。

それが、実現するか、治療薬が開始されるか

どちらが早いかは分かりませんが、
いずれにしても、ワクチンパスポートはそんなに長く続かないと思います。
ワクチン3回目接種は、死亡者数も確実に増えるので、慎重に考えてください。

いま、世界中で起こっていることは、
相当深刻な

歴史的人権侵害だと僕は思っています。

頭痛の人に解熱鎮痛薬、ガンの方に抗がん剤を強要しているようなものです。
治療の選択ぐらい自分でしたいですよね。

接種したい方は接種していただいたほうが良いと思っています。
その方々の副作用治療なども僕はできる限りのことをしていきます。

ただ、まだ効くんだか効かないんだかわからず、死亡者まで出ているワクチンなのに
接種したくない人々の選択権を
社会制度を使ってまで侵襲していくことはやめてほしい。

重症化リスクの低い子供たちや、妊婦にまで推奨するのは
歴史的な問題になりかねません。
そうならないことを切に願っていますが、そうならないという確証は世界中のどんな人間にもわかりません。
少なくとも何かあったとき責任をとらない人たちの言うことを、
聞く必要性や義務はないと僕は考えています。

 

これは、西洋医学の長短と、東洋医学の長短を考え続けてきた
若輩者の考え方です。

あえて、こんなことをここに書く必要性もないのかもしれませんが、
重症化リスクの少ない世代への接種をなんとかして防ぎたい。
そして10分しかない貴重な診療時間を、こんなことの説明のために割かざるを得ない状況が、
本当に心苦しいのです。
健康のためには、もっと話さなければならないことがたくさんあります。

くれぐれも、接種された方を非難するものではないことをご了承いただければ幸いです。

あくまでも参考として、お考えいただければと思っています。
貴重な診療時間はもっと他のことを話し合いましょう。
妨害なき相互浸透が当院の理念です。