のどのつまり・痰・咳

不安・息苦しさなどの

気滞症状をとる漢方

 

<ポイント>

① 梅核気と言われるような、のどに何かがつかえているような異物感をとる漢方薬。

② 風邪で痰がからむときなどにも用いられる。

③ 体力が中程度の人の不安神経症、不安感にも使われる。咳、しわがれ声などがあるときにも。

④ 精神的な不安や緊張にもよく用いる。

⑤ 高齢者の嚥下障害などにも使われ、強いつわりにも用いることがある。ただし、つわり予防には用いないこと。

 

<配合生薬>

半夏(ハンゲ)、茯苓(ブクリョウ)、厚朴(コウボク)、蘇葉(ソヨウ)、生姜(ショウキョウ)