鼻水・軟便・むくみ

朝のめまい・不安・頭痛などの

「水滞」の症状に用いる。

 

<ポイント>

①「水滞」を改善する代表的処方。口の渇きや尿量の減少、めまいなどのある方のむくみ、頭痛、下痢などに使用。

②  浮腫(むくみ)、急性胃腸炎、下痢、頭痛、暑気あたり、二日酔いなどの吐き気やむかつきにも用いる。

③ 「水滞」は朝に症状が強く出るため、朝のだるさ・不安・頭痛などは水分の取りすぎが原因。

④ 水滞はのりものに乗ることによって強くなるため、乗り物酔いや電車でのパニック発作などの予防にも用いる。

⑤ 飲酒をする人は飲酒前に117番茵蔯五苓散を用いると二日酔い予防もできる。

⑥ ツムラの117番は17番よりも利尿作用が高い。コレステロールや肝機能を改善し、痛風や水虫も改善する。

<配合生薬>

沢瀉(タクシャ)、猪苓(チョレイ)、蒼朮(ソウジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、桂皮(ケイヒ)