近年感冒の後の長引く咳・鼻づまりに対して、エキス製剤では効果が弱いため、つゆくさ医院独自で調合した煎じ薬です。
五つの生薬で構成される五虎湯に五つの生薬を加えたものが十虎湯です。
銀翹散・双黄連で解熱をした三日後くらいから咳・鼻が出始めたら十虎湯を煎じて、一日かけて飲み続けると長引かずに咳・鼻炎が治まります。
十虎湯は3〜5日ぐらいまで内服可能です。症状が落ち着いて来たら鼻づまりの場合は90+104。ひどい鼻づまりには95+104。咳と鼻づまり両方のときも95+104。咳だけの場合は90+95(痰が無ければ55でも可能)。
<構成生薬>
麻黄(マオウ)、桑白皮(ソウハクヒ)、貝母(バイモ)、枇杷葉(ビワヨウ)、黄今(オウゴン)、山梔子(サンシシ)、辛夷(コブシ)、杏仁(キョウニン)、炙甘草(シャカンゾウ)、石膏(セッコウ)