患者さんのお話をうかがったところ、職域接種などでは、接種日の前日にいきなり電話がかかってきて
「明日予約とれる日ですけど、打ちますよね?他の人みんな打ちますよ。」
という形で連絡が来る人が多いようです。
貴重な10分の診察をこんなことのために割くのももったいないので、
急な予約時に迷わないように、ポイントをさらに絞って書きます。
「接種はなるべく待ちましょう!」その理由は
① 抗体が半年しか持続しないとの話があり、いま打つと今冬のピーク時にもう一度打つことになる。
② イギリスやイスラエルのワクチン先進国の動向が3ヶ月後にはだいぶわかってくる。
→ イギリスは3回目の接種を始めそうです。結局、インフルエンザもコロナもワクチンで対応すべき病ではないのではないでしょうか?変異種の発生を助長するのではないか?
という理由から、今冬のピークに備えて
接種をするのであれば、早くとも2021年10月終わり頃、できれば11月ぐらいが良いと思います。
それと、同調圧力への対応に対してですが、
「私はアレルギー素因があって、アナフィラキシーなどの可能性もあるから、
主治医からちゃんとした対応のできる病院での接種を勧められているので、
自分で他の病院で打ちます。」
と言ってください。アレルギー素因なんてものは、すべての人間が持っているものです。
当院におかかりの人で同調圧力に悩んでいる方にはそうお伝えしています。
こんな無責任なワクチン接種は、リスクこそあれ、メリットはほとんどないと考えています。
気をつけていただきたいことは、
もはや、科学も宗教である。
ということです。
実証されていないものを信じるのは、宗教です。
もともと、科学の宗教性というものはあるのですが、
それが間違った形で、本来の科学の姿を失っています。
同調圧力は戦争の構図と同じです。
しっかりとおかしいと思うことにはおかしいと意見を言い続けます。
とはいえ、ワクチン接種は「正解」がない。
というのが現状です。
僕はそれを誰かに強要もしません。
ただし、取り返しのつかないことなので、
自分自身でしっかりと納得して判断したうえで、
接種をしてください。
今の職域接種は、考える時間すらも与えられない、、、
前回の記事のように、
致死率が低い年代は、ワクチンのリスクのほうが大きい。
ということを忘れないでください。